2025年10月18日に開催された第7回日本緩和医療学会関東・甲信越支部学術大会において、白羽会から3名の医師がポスター発表を行いましたので、ご報告いたします。
今回の発表では、日頃の在宅医療の実践から得られた知見を医療界全体で共有することを目的に、以下の内容で発表いたしました。
▼永島医師(当法人理事長 / つばさ在宅クリニック 新鎌ケ谷 院長)
訪問診療における看取り支援の質評価と在宅看取り支援のあり方に関する検討
▼李医師(つばさ在宅クリニック 新鎌ケ谷 副院長)
在宅にて腎機能障害を伴う高齢末期心不全患者の呼吸困難に対して、過量投与に注意してモルヒネと鎮静目的にミダゾラムの持続皮下点滴の併用にて緩和療法を施行した一例
▼澤田医師(つばさ在宅クリニック 院長)
訪問診療で看取り支援を行った遺族の複雑性悲嘆:癌/非癌と看取り場所の比較検討

私たちが現場で経験する一つひとつのケースは、医療全体が向き合っている共通の課題でもあります。
こうした学術発表を通じて、私たちの取り組みが他の医療機関の参考となり、最終的には在宅医療を必要とする患者さんやご家族により良いケアを届けることにつながることが何よりの願いです。
白羽会では、今後も日々の医療を大切にしながら、医療の発展に貢献してまいります。










