6月23日(月)、船橋市きららホール(市民文化創造館)にて開催された「第40回 地区勉強会(船橋市地域リハビリテーション拠点事業)」において、当法人 理事長の永島徳人医師が講師としてお招きいただき、在宅医療の現場から見た終末期支援についてお話しさせていただきました。
この日のテーマは、「在宅での終末期を迎えた方をチームでどう支えるか ~その人らしさを尊重して~」

在宅での看取りにおいて重要なのは、病気や身体状況だけでなく、「その方がどう生きてきたか」「どのように最期を迎えたいか」といった思いに目を向けること。
講義では、実際の訪問診療の現場での経験や、患者様・ご家族との関わりの中で得た気づきをもとに、限られた時間の中でも“その人らしい最期”を支えるために大切な視点について共有いたしました。

参加されたのは、医師、歯科医師、看護師、リハ職、介護職、ケアマネジャーなど多職種の皆さま。実際のケースをもとにグループワークも行われ、それぞれの専門性や立場から「自分にできる支援」や「多職種と連携する上での工夫」などが活発に話し合われました。

永島も各グループに参加させていただき、参加者の皆さまと意見を交わしました。多くの視点に触れ、実際の現場に活かせる気づきを持ち帰っていただけるような時間となったように感じます。
このたびは、こうした学びの場にお招きいただき、貴重な機会をいただけたことに感謝申し上げます。
白羽会としても、今後も地域の医療・介護関係者の皆さまと学び合い、より良い在宅医療の実践に努めてまいります。