第1回『ふなばしオレンジフェスティバル』に参加しました
2025年11月15日(土)、船橋天沼弁天池公園で開催された「第1回 ふなばしオレンジフェスティバル」に参加いたしました。

「オレンジフェスティバル」は今回が初開催となり、船橋市において認知症になっても、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるようにとの思いから企画され、認知症の方やご家族、地域住民の皆さま、支援に携わる専門職など、どなたでも気軽に集い交流できる場「オレンジカフェ」が一堂に会するイベントです。
会場では、認知症予防体操や認知症を学ぶ寸劇、音楽・ダンスステージ、キッチンカーの出店など、多彩な催しが用意され、公園内は終始あたたかな雰囲気に包まれていました。

私たち医療法人社団 白羽会は、法人理念である「手を伸ばせばあなたがいる」と今回の企画の思いが重なることや、地域の皆さまに当法人をより身近に感じていただきたいこと、そしてオレンジカフェに携わる事業者の皆さまと連携を深めたいという思いから参加させていただきました。
当日は、医療法人としての専門性を活かし、心肺蘇生法(胸骨圧迫)とAEDの使い方の実演・体験に加え、心肺蘇生法とAEDに関するクイズも実施。
講師は、在宅医療の現場で活躍する看護師(エール訪問看護ステーション)と相談員、そして同法人のケアマネジャー(つばさ在宅居宅介護支援センター)が務め、看護師からは急変時に対応した際の実例談や、ケアマネジャーからは訪問先でご利用者さまが倒れ実際に心肺蘇生を行った経験談などもあり、現場の生の声をお伝えすることで参加された皆さまは「もし自分の身近で起きたらどうするか」と自分ごととして捉え、楽しみながらも真剣に耳を傾けてくださいました。




また来場者の方から、「主人をつばさで看取っていただき、その節はありがとうございました」と直接お声がけをいただく場面もあり、地域に根ざした活動を続けてきた意義を改めて実感いたしました。
第1回という節目のイベントに参加でき、地域の皆さまとのつながりをより深める機会となりました。今後も地域の医療と暮らしを支えていく存在として、取り組みを続けてまいります。

ご参加・ご協力いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。次回の開催を楽しみにしております。