1月22日(水)新年を迎えてから初めて行われる特別料理ですので、今回は「新年 鱈はじめ」と題し鱈や昆布など極力北海道産の食材の仕入れからこだわりご用意いたしました。
北海道産の真鱈は身が引き締まり、旨味が凝縮されています。この上質な食材を活かすために、真子と白子の含ませ、鱈昆布締め、鱈とチーズのフライ、白御飯、鱈吸物、かん味の6品を提供させていただきました。
鱈の味は淡白なので、お刺身は昆布締めにし、梅だれを添えることで、さっぱりとした中にも深みのある味わいを表現。また、大葉を寒天ゼリーにすることで、嚥下が難しい方でも食べやすいよう工夫を凝らしています。
鱈とチーズのフライは、アクセントに大葉を巻くことで、見た目にも鮮やかさを加え風味豊かに。鱈吸物は鱈を葛打ちにすることで、なめらかな食感と上品な味わいを実現するなど鱈を様々な調理法で提供いたしました。
かん味には、黒豆ゼリーを使用し、お正月らしい華やかさを演出するために金粉をかけ、一口食べれば、口の中に黒豆の甘さと金粉の豪華さを演出できるよう工夫が凝らされています。
今回の特別料理を食べられた方の中には、人生で初めて白子を食べるという方もいらっしゃり、「こんなに美味しい食べ物が世の中にあったのね〜」と感動されるかたもいらっしゃいました。
当施設では、これからも季節の食材を活かした特別料理を提供し、入居者様に喜んでいただけるよう努めてまいります。