今月の特別食は、「紫陽花の頃 南仏の風にのせて」と題し、紫陽花が美しく咲くこの季節にぴったりの、見た目にも涼やかで華やかなお食事となりました。
そんな今回のメニューはこちら!

まずは前菜の「カリフラワーのムース ウニを添えて」です。
カリフラワーは柔らかくなるまで煮込み、ミキサーでさらになめらかなムースに仕立てます。

更にその上にウニを大盛りにのせていきます。

やさしい口あたりの中にカリフラワーの風味がふんわりと広がり、添えたウニが見た目にも味わいにも特別感を加えてくれます。

続いてメインの「豚バラ肉の赤ワイン煮込み」です。
赤身と脂身のバランスを見ながら選んだ豚バラ肉に焼き色をつけ、香味野菜と共にじっくり下煮込みしてから、赤ワインの風味をなじませて仕上げていきます。

長時間かけて丁寧に火を入れることで、お箸でもほどけるやわらかさに!
ご入居者様にとって召し上がりやすいよう、ひと手間もふた手間も惜しまずに仕上げた一皿です。

次は、「トマトの冷製スープ」です。主役はあくまでトマトそのもの。
料理人によっては、日本のトマトは水っぽくなってしまうので皮や種を取ってしまうことがあるそうですが、広川シェフは「皮や種にこそ旨味と栄養がある」と、まるごと余すことなく使い、一晩寝かせてじっくりと旨味を引き出してから、生クリームと塩で味を整えていきます。

シンプルだからこそ、トマト本来の甘みと香りがまっすぐに伝わる、初夏にぴったりの一品です。

デザートは、「アールグレイのババロア」です。
紅茶の葉から丁寧に香りを引き出し、やさしい口どけのババロアに仕立てました。

仕上げに生クリームとさくらんぼを添え、やさしい甘さの中に華やかさも感じられる一品に。
食後でも重たくならず、ふんわりと広がる紅茶の香りが印象に残ります。

お食事が一斉に並んだ瞬間、思わず歓声がこぼれるほどの華やかさ。
華やかな色合いと初夏らしい彩りが食卓に広がり、見た目の美しさと食べやすさの両方が大切にされた、ひと皿ごとの魅力と特別食ならではの一体感が伝わってきます。

ご入居者様からはウニが大人気で、ひと口召し上がるたびに笑顔がこぼれていました。
また、豚バラ肉の赤ワイン煮込みについては、「本当に歯がいらないぐらい柔らかい!本当に美味しい」とのうれしいお声もいただきました。

そのほかにも、

「見た目がきれいで、食べる前から楽しい」
「冷たいトマトスープが今の季節にぴったりだね」
「デザートまで本当に美味しくて満足です」

といったお声が寄せられ、お食事は栄養を摂るだけでなく、その日を少し特別にしてくれる時間でもあるのだと、あらためて感じました。

つばさの杜では、「人が最期まで楽しめるのは食事だからこそ、その一食一食を最高のものにしたい」という想いのもと、医師・看護師・ヘルパー・厨房スタッフが一丸となり、ご入居者様お一人おひとりのお身体の状態やお好みに寄り添った食事をお届けしています。

ご興味をお持ちの方は、どうぞお気軽にご相談ください。