つばさの杜では現在、アーティスト「伊藤コツコツ」さんによる洋裁作品の展示会を開催中です。

展示されているのは、毛糸で編んだセーターや人形、ミサンガ、小物入れなど。どれも暮らしの中から生まれた、丁寧な手仕事の温もりにあふれた作品ばかりです。
伊藤コツコツさんは、若い頃に洋裁学校を卒業し、洋服づくりの仕事に携わっていた方。子育てなどで一度は針を置いたものの、その後も洋裁は「暮らしの一部」として、長く楽しみながら続けてこられました。
今回の展示会は、施設内で絵を展示していた他のご入居者様の姿をご覧になったことがきっかけで、「私も、これまで作ってきたものを見てもらえたら嬉しい」そんな想いから、看護師にご相談くださり、この展示の実現に至りました。
ご覧になったご入居者様やスタッフからは「これ全部手作り?」「本当に素敵な作品ばかりですね」といった驚きと感動の声が寄せられています。
つばさの杜ではこれからも、ご入居者様の“好き”や“これまで”が、日常の中で輝くような取り組みを大切にしてまいります。