先日、つばさの杜では、ご入居者の皆様に喜んでいただけるよう「サプライズ ブリの解体ショー」を開催しました。

このイベントは、職員と料理人との何気ない会話がきっかけで発案。普段から大きな魚を丸ごと仕入れ、切り分けて食事を提供していることを知った職員が、「食事を楽しみにしているご入居者さんに、解体ショーとしてイベントにしてみては?」と提案し、実現に至ったテスト的な意味合いも含めたイベントとして企画されました。

また、普段の食事が施設内で安全に調理されていることをお伝えすること、そして外出の機会が少ない方々にも楽しんでいただくことを目的とし、開催日は、船橋市場から10キロ程度のブリが仕入れできた日ということで、「サプライズ ブリの解体ショー」として皆様にご案内しました。

仕入れができたイベント開催当日は、ご入居者の皆様を1F食堂にお招きし、車椅子の方でも見やすいようTVにもライブ中継しながら楽しんでいただけるよう工夫をしてみました。

いざショーが始まると、皆様は「これはどこのブリ?」「このブリは何の料理でいつ食べられるの?」と興味津々。職人の包丁さばきに「おぉ〜」と感嘆の声が上がり、部位の説明にも熱心に耳を傾けておられました。

今回のイベントでは、1F食堂に集まっていただき、TVでのライブ中継を行いましたが、今後は病気などで居室から出ることが難しい方にも見ていただけるよう、さらに工夫を重ねていきたいと考えています。

この「サプライズ ブリの解体ショー」を通して、普段の食事への安心感と、イベントを心待ちにする皆様の笑顔を見ることができました。これからも、ご入居者の方々に喜んでいただけるイベントを企画していきたいと思います。