今月の特別料理として、福島県産の「座布団ヒラメ」を使った「鮃三昧」をご提供させていただきました。 鮃は40センチ以上を「ヒラメ」と呼び、スーパーでもよく見かけますが、今回料理人が仕入れたヒラメは70センチを超える「座布団」と名がつくヒラメで、まな板からはみ出すほどの大きさです。

調理前の座布団ヒラメ
料理前の座布団ヒラメ

そして今回はこの座布団ヒラメを余すことなくご提供する「鮃三昧」のメニューがこちら。

11月特別料理のメニュー
鮃三昧メニュー

まずはこの大きな鮃の鱗を丁寧に取っていきますが、写真からも分かるように本当に大きいです!

鱗をすき引き(※1)している様子

【※1】「すき引き」とは、魚の表面にある硬い鱗を、包丁を使って丁寧に削ぎ落とす技法のことです。
通常の鱗引き器を使用する方法と異なり、身を傷つけずに薄く鱗を削ぐため、見た目が美しく、食感も滑らかに仕上がります。

鱗を取った後は熟練の料理人が、どんどんと部位ごとに手際よく捌き調理していきます。

ヒラメを捌く様子
ヒラメを捌く様子
ヒラメを捌く様子
ヒラメを捌く様子(エンガワ部分)
時雨煮を作っている様子

料理人のこだわりとして、キザミ食でもソフト食でも味の質はもちろん、食欲をそそるよう美しく丁寧に盛り付けています。

盛り付け
盛り付けの様子
盛り付けの様子

そして、皆様にご提供させていただいた今回の「鮃三昧」の写真がこちらです!

鮃三昧
11月特別料理「鮃三昧」

今回は「鮃三昧」をより楽しんでいただくために、食堂のTVで調理前の鮃や調理している様子の映像を御覧いただきながら食事をしていただきました。
皆様から「こんなに大きなヒラメは見たことがない」「昆布〆はさっぱりしていて美味しいし、時雨煮も美味しくてご飯が進む」とのお声をいただきました。

食事のご様子
食事のご様子
食事のご様子
食事のご様子

来月はクリスマスの特別料理を予定しています。引き続きご入居者様に喜んでいただけるよう、季節の食材を活かした美味しい料理を提供し、料理人、スタッフ一同、食を楽しんでいただけるよう尽力してまいります。