今月の特別料理は「鱸（すずき）の極み」です。鱸の美味しさを最大限に引き出すため、さまざまな調理法で調理された、その名に恥じない逸品揃いです。
まずは「鱸の洗い」。新鮮な鱸を刺身のように薄く切り分け、氷水で締めることで身がプリプリに。鱸本来の淡白でありながらも深い味わいをお楽しみいただきました。一口食べるごとに、皆さんの顔に広がる笑顔が印象的でした。
次に、「鱸の酒蒸し」。日本酒の風味が鱸に染み込み、ふっくらとした食感と共に上品な味わいを堪能していただきました。蒸したての温かさが、心まで温めるようでした。
続いて「鱸の紫蘇チーズフライ」。サクサクの衣の中に包まれた鱸とチーズが絶妙にマッチし、紫蘇の香りがアクセントとなって食欲をそそり、皆様口に運ぶたびに、「チーズも入っていて本当に美味しいわね」との声が聞こえてきました。
そして締めくくりは、「鱸のご飯」。鱸の旨味が染み込んだご飯は、ふっくらと炊き上がり、一粒一粒が口の中でほぐれる度に、鱸の豊かな風味が広がりました。
デザートには滝川とうふ、星ぜりい、牛乳かん天に黒みつと掃金粉を添えて、美しい天の川を表現した甘味をご提供。皆さま見た目も味も綺麗と皆さんから大変好評でした。
今回はつばさの杜の食への拘りを知っていただくために、食事の提供前に料理人が市場での仕入れから調理する様子を撮影した映像をご覧いただいた後、心を込めて調理した鱸の料理を皆さんにご提供させていただきました。
食事を終えた後、皆さんの満足そうな表情と「美味しかった！」という声が、何よりも私たちの喜びとなりました。次回もまた、皆さんにご満足いただける特別料理をご用意する予定です。どうぞお楽しみに！
